全日本キック「Solid Fist」 テーマは「ラジャダムナンへの挑戦」

Mask_Takakura2006-11-12


全日本キックの大一番はラジャダムナンへの挑戦だった!

本日は後楽園ホール全日本キックを観戦。


黒竜也 vs 金沢久幸の大乱闘劇から二ヵ月半、豪華なカードを引っ提げて全日本キックが後楽園に帰ってきた。今回の興行のサブタイトルは"Solid Fist"。大枠のテーマは「対ムエタイ」なのだが、いつものようにWSR軍団が大挙来襲するワケではない。なんとラジャダムナン・スタジアムから強豪選手が二名来日、全日本キックのエース級選手と対戦するのだから驚きだ。

ウェルター級の現役上位ランカーであるゲーンカート・チューワッタナと闘うのは、「全日本キック超新星」大輝。大輝はこの試合に勝てばラジャダムナン王座戦も見えてくる…という大事な一戦だ。そして最後の試合には現役ムエタイ四冠王という輝かしい肩書きを持つジャルンチャイ・ケーサージムが登場。対戦するのは、今年最初で最後のトリを務める「野良犬」こと小林聡。久々に大一番を迎えた小林、ここ一年で磨きをかけたボディブローはムエタイ王に炸裂するのか?

更には、あの「格闘科学の探求者」大月晴明が約二年ぶりに全日本キックのリングに復活。タイでの試合で人生で初敗北を喫した大月だが、19戦18勝1敗16KOの数字は伊達ではない。誰もが首を長くして待っていた大月の完全復活、ここは豪快な劇をKO期待したい。他にも佐藤皓彦 vs 後藤友宏によるSウェルター級の次世代を担う者同士による決戦、GARABAの山宮恵一郎の第二戦、久々の極真戦士のキックデビュー戦などもある。今回は本当にいいカードが揃ったな。


というワケでチケットを購入…と言いたいところだが、今日は当日券をキープするのが厳しそうだったので前売り券をT−1で買っておいた。ぶっきらぼうな態度で有名な二見氏のご機嫌を伺いつつA席5000円を購入。会場内ではパンフレットを購入、1000円。今回は大一番という事もあってか、てらかわよしこさん()のイラストもいつも以上に気合が入っていた。そして観客の入りはビッシリの超満員、立見席にも列が生まれていた程だ。確かに好カード続出だし、この入りも納得だな。