9/18 SB 後楽園ホール興行 ツイート観戦記

ここからは先週末のSBの観戦記を。アンディ・サワーの凱旋&日菜太との対戦ばかりがクローズアップされた興行だが、SBファン的には梅野孝明鈴木悟S-CUP出場権争い、日下部竜也のSBスーパーバンタム級王座挑戦なども注目の的。ま、対外的な話題としては、やっぱサワーだよね。
posted at 22:21:41

SB第一試合、シーザージムの坂本優起vsシーザー新小岩のJANBO YO-SUKE。YO-SUKEはこれがデビュー戦で、勢いに任せたワンツーの連打でいきなり坂本からダウンを奪うも、この後もYO-SUKEはパンチを打ち続けたが…。 http://p.twipple.jp/2sqxd
posted at 22:30:17


(続き)後先考えずにパンチを打ち続けたYO-SUKEは、あっという間に打ち疲れ。反対に坂本はワンツーや右ミドル、右膝を浴びせ続けて試合の流れを掴む。ダウンを奪われながらも2R、3Rを取り返した坂本は判定でドローへと持ち込む。 http://p.twipple.jp/w27pL
posted at 22:31:54


(続き)迎えた延長R、相変わらず疲れているYO-SUKEを坂本が休まず攻め続け、判定で逆転勝利をもぎ取った。 http://p.twipple.jp/m9xe9
posted at 22:32:30


SB第二試合、元ホームレス中学生の高島龍弘vs名古屋GSBの超新星、16歳の松花征也。1R、パンチを武器に前に出る高島を、蹴りで突き放す松花。ロープ際でワンツーと膝蹴りを連打すると、まともに浴びた高島はダウンを喫した。 http://p.twipple.jp/yQ476
posted at 22:33:17


(続き)この後も左ジャブ、左ボディ、膝蹴りで試合をリードする松花。高島も反撃しようとするも、接近する際に頭を下げ過ぎるあまり、松花の首相撲に簡単に捕まってしまう場面が目立つ。 http://p.twipple.jp/NF9pJ
posted at 22:35:20


(続き)3Rにも左ボディと膝蹴りで2回ダウンを奪い、試合のペースを崩さなかった松花が判定で完勝。う〜ん、前座の試合という事もあって、あまり目立たないけど…これって実はアップセットだと思う。 http://p.twipple.jp/4Bsck
posted at 22:38:32


SB第三試合、GSB所属の崎村暁東33歳vs力道場の菅原悠次16歳。お互いにワンツーを交差させる展開の中、徐々に崎村が右膝と左ミドルで試合をリード。菅原もよく反撃したが、3Rになると表情に疲労の色が。判定で崎村が勝利。 http://p.twipple.jp/CEtJD
posted at 22:41:13


SB第四試合、総合が主戦場のMEGATON戦士の誠吾vsシーザー新小岩の吉田高行。体重差は約35kg、巨体に物を言わせた誠吾は無理して攻めずにドッシリと構える。対する吉田はサークリングを駆使しつつ右ローを重ねる。 http://p.twipple.jp/5kmRL
posted at 22:42:04


(続き)だが、いざ誠吾が前に出てパンチをブンブン振れば、その迫力に観客は騒然。そして2R、誠吾は何とバックドロップを決めてシュートポイントを2p獲得。尚も迫力のあるフックで攻める誠吾だが、徐々に吉田の右ローで機動力を失い始める。 http://p.twipple.jp/fFaX3
posted at 22:44:26


(続き)それでも誠吾は初志貫徹。ローの防御を捨て、動ける時にズンズン前に出る攻め方を貫き通し、左脚に大きなダメージを負いながらも判定勝利。これは誠吾の作戦勝ちだね。変にパンチに頼らず、投げに賭けたのが良かった。 http://p.twipple.jp/qLZzm
posted at 22:45:36


SB第四試合の後にはRENAが登場。Girls S-CUPを二連覇したRENAが登場、挨拶を行なった。内容は無難なものだったので割愛。 http://p.twipple.jp/VFZ7J
posted at 22:47:56


SB第五試合、前回興行で不死身夜天慶を破った鈴木博昭vsムエタイ戦士タップロン・ボーチョーローソーン。試合全体を通して、初の対ムエタイ戦となる鈴木が、ムエタイ独特の間合いから重い右ミドルを放つタップロンのペースを崩せない。 http://p.twipple.jp/GQDvz
posted at 22:49:15


(続き)淡々と右ミドルを放つタップロンに、鈴木博昭は接近しての左右ローで攻めようとするも、タップロンは首相撲からの投げで迎撃。ひたすらこの図式が続いて5Rが終了、判定でタップロンが勝利。 http://p.twipple.jp/JyqaB
posted at 22:50:28


(続き)鈴木は最後まで対ムエタイの打開策を見い出すことができなかった印象。今後の闘いに向けて大きな課題を残す結果となった。う〜む、あのマッチョな鈴木がタップロンと組むとパワー負けするんだもんなぁ。ムエタイ恐るべし。 http://p.twipple.jp/qvH6h
posted at 22:52:54


SB第六試合、王者のファントム進也vs挑戦者の日下部竜也によるSBスーパーバンタム級王座戦。開始直後からサークリングで様子を見る日下部に対して、ファントムは詰めてからのコンビネーションで攻め込むが、日下部の動きには余裕がある。 http://p.twipple.jp/ALDrG
posted at 22:55:12


(続き)2R後半、日下部が攻め始める。ヒット&アウェイで単発の打撃を当てて行く日下部、左フックや右フックがヒットし、ファントムの打撃はかわしてしまう。う〜む、K-1甲子園出身の選手は本当に侮れないな。 http://p.twipple.jp/gtC9A
posted at 22:56:11


(続き)迎えた3R、日下部は左右フックと廻し蹴りで一気にファントムを攻め立て、得意の突き刺すソバットから左ボディを一閃。喰らったファントムが崩れた後、立ち上がれず。こうしてSBに18歳の新王者が誕生した。日下部強し、この一言だ! http://p.twipple.jp/6qTFM
posted at 22:57:45


(続き)試合後、元王者となったファントム進也が引退を発表。公式発表はなかったが、頚椎のヘルニアが悪化したらしい。今回の試合もあまり練習ができなかったようだ。う〜む、残念だなぁ。生涯戦績24戦14勝9敗1分8KO。 http://p.twipple.jp/suwGf
posted at 22:58:53


休憩明けにはシーザー武志会長が登場、ついにS-CUP 2010の開催地を発表。11/23(木・祝)、JCBホール。う〜ん、今年のS-CUPはチケットのキープが大変そうだな。あと、会長の呂律があまり回っていないのが気になった…。 http://p.twipple.jp/AGnd5
posted at 23:00:10


SB第七試合、「東洋のハルク」梅野孝明vs「ボクシング日本王者」鈴木悟王子。湘南乃風のリーダーのRED RICE氏が激励に駆けつける中で試合は開始。ボクシング王者が相手という事もあり、梅野はパンチではなく右ローで王子を攻め込む。 http://p.twipple.jp/kVXu6
posted at 23:01:46


(続き)対する王子、丁寧に左ジャブを伸ばして距離を取り、右ストレートや左ボディで攻める。更に1R終盤、王子は首投げを決めてシュートポイントを1p獲得。う〜ん、梅野は圧力は凄いんだけど、丁寧に距離を取る選手には案外弱いんだよなぁ。 http://p.twipple.jp/CXKke
posted at 23:02:35


(続き)試合は「鈴木のパンチ&投げvs梅野の右ロー」という展開に。梅野としては得意の「ハルクタイム」に持ち込みたいところだが、鈴木は丁寧に左ジャブを当て続ける事で、梅野を懐に飛び込ませない。鈴木は梅野の闘い方を研究してきた様子。 http://p.twipple.jp/BaNvd
posted at 23:03:58


(続き)それでも梅野が右ローを放ち続けると、鈴木の左脚が悲鳴を上げる。チャンスと見た梅野は前に出たが、鈴木は3R終盤に、何とバックドロップを決めてシュートポイントを2p獲得!宍戸戦に続くバックドロップ、この男の投げは本物だ! http://p.twipple.jp/hPETK
posted at 23:06:20


(続き)これでポイント上は鈴木が俄然有利になったが、左脚のダメージも大きいか。迎えた4R、鈴木の左ジャブと左ボディに苦戦しながらも、パンチをかわそうとする鈴木の顔面に梅野が右ミドルを浴びせてダウンを奪う。面白くなってきた! http://p.twipple.jp/C3NLX
posted at 23:08:37


(続き)これを機に梅野は一気に右フックを連打し、得意の「ハルクタイム」に持ち込もうとする。だが鈴木は攻められながらも左ジャブで丁寧に距離を取ってこれをしのぐと、再び首投げを決めてシュートポイントを更に1p獲得。おお、冷静だ! http://p.twipple.jp/35XHH
posted at 23:10:36


(続き)だが、試合は唐突に終了。鈴木が強引な首投げを放った際、右手を着いてしまい肩を脱臼してしまったのだ。う〜ん、これは残念だなぁ。試合はこれからが面白くなるところだったのに…。 http://p.twipple.jp/rybyc
posted at 23:12:59


(続き)試合の感想だが…。梅野は金井健治戦でも露呈した「丁寧に距離を取る相手に弱い」という弱点が出た格好。それでも右ローは鈴木に相当効いていたので、もし試合が続いていたら逆転もあったかもしれない。 http://p.twipple.jp/fDPku
posted at 23:14:06


(続き)だが、鈴木もポイントは大幅に上回っていたので、しっかりと左ジャブで距離を保てば、判定で鈴木の勝利もあったかもしれない。だが梅野は劣勢でも前に出れる選手…なんて考えていると、もう少し先が観たい試合だ、というか。再戦希望! http://p.twipple.jp/LFybg
posted at 23:17:36


SB第八試合、「SBの日本人エース」宍戸大樹vs長身の持ち主ミロウド・ゲイブリ。181cmという公式発表以上の身長、そして四肢のリーチの長さを武器に、ゲイブリが宍戸の間合いの外からワンツーと奥足への左ロー、左ハイを放つ。 http://p.twipple.jp/P2BXA
posted at 23:19:22


(続き)「う〜ん、宍戸はどう、この巨人を崩すんだろ?」なんて思っていたが、宍戸はいつも通り、サイドキックや裏拳といった派手な技を散らしつつ、左ボディや右ミドルといった打撃でいつも通りにゲイブリの体力をゆっくり奪う作戦に出る。 http://p.twipple.jp/bRprw
posted at 23:20:31


(続き)だが、やはりリーチ差は大きく、なかなか自分の打撃を出すことができない宍戸。それでも3R終盤、宍戸は首投げを決めてシュートポイントを1p獲得すると、尚も右ミドルを武器に前に出る。 http://p.twipple.jp/hb9Ch
posted at 23:21:58


(続き)だがゲイブリは崩れる気配を見せず、逆にワンツー、左ロー、左膝で宍戸の動きを止めていく。う〜ん、如何ともし難いなぁ。こうして試合は終了。本戦の判定結果は1-1のドロー、試合は延長戦へと突入。 http://p.twipple.jp/HdWz7
posted at 23:23:16


(続き)延長R、前半は一気に前に出て右ミドル、右ロー、ワンツーで攻め込み、ソバットを連発する宍戸。だが後半はゲイブリが前蹴りと左ジャブ、そして右ローを連発。この攻撃を浴びた宍戸は疲れてしまった。延長判定は2-0でゲイブリの勝利。 http://p.twipple.jp/nU2z4
posted at 23:24:53


(続き)思っていた以上にゲイブリが安定していた上、宍戸の攻め方が全く通用しなかった。正直、S-CUP 2010を前にこの負け方は痛過ぎる。実際、会長もS-CUP脱落を口にしたらしい。厳しいようだが…今日の内容ではやむなし、か? http://p.twipple.jp/wGD3C
posted at 23:26:31


SB第九試合、K-1 MAX王者&S-CUP覇者のアンディ・サワーvs正統派&実力派キックボクサーの日菜太関根勤が激励に駆けつける中、日菜太は左ミドルや左ローを連発。RISEでは強豪キシェンコをKOして勢いに乗る日菜太だが…。 http://p.twipple.jp/SNnb6
posted at 23:30:46


(続き)リーチが長く、破壊力のありそうな蹴りを連発する日菜太に組み付いたサワーは、何とスルリとバックを奪ってスリーパーを敢行!完全に虚を突かれた日菜太は防御もままならず、サワーに絞め上げられる一方。 http://p.twipple.jp/C6RD6
posted at 23:32:05


(続き)やがて日菜太がタップすると、日菜太応援団からは怒号が、そしてSBファンからは歓声が起こった。勝ったサワーはノリノリで観客の声援に応えると、最近亡くなった友人に対して黙祷を捧げていた。 http://p.twipple.jp/bBn6J
posted at 23:32:45


(続き)う〜ん、この結末は読めなかった。長い事、SBを観戦しているけど、サワーが関節技を仕掛けたのって全然記憶にないんだよなぁ。これは日菜太はおろか、観客の誰もが予想していなかった結末だろうね。 http://p.twipple.jp/rztBm
posted at 23:33:32


(続き)キシェンコ戦での勝利で勢いに乗る日菜太だが、RISEを主戦場にしていた彼はキックルールよりもK-1ルールでの戦歴が長い。となると、彼の身体に刷り込まれた「ブレイクのタイミング」が勝敗の鍵だったのかなぁ、と僕は考える。 http://p.twipple.jp/FESx2
posted at 23:34:16


(続き)投げ技が許されているSBの場合、組み付いてからのブレイクはキックよりも長い傾向がある。ましてやサワーが行なったバックを奪う行為は、キックルールでは直ちにブレイクになる。恐らく日菜太はブレイクを待って気を抜いたのだろう。 http://p.twipple.jp/Ap6Mw
posted at 23:35:24


(続き)そうなると気になるのは、セコンドはちゃんと「気を抜くな!」とか、声を掛けていたのかなぁ、という事かなぁ。ま、いずれにせよ日菜太は完敗だね。日菜太はこの敗北に納得がいかないようだけど、僕は完敗だと思う。サワーお見事! http://p.twipple.jp/TrFGX
posted at 23:37:06


SB雑感。日下部の圧倒的な戴冠劇、続きのある気配のする名勝負となった梅野vs王子、そして世にも珍しいサワーのスリーパーと、いい試合が続いた興行ではあったが、実は鈴木博昭のムエタイ挑戦、そして宍戸の試合のテンポがかなり悪く、今日はここに体力を奪われてしまった。
posted at 23:38:00

(続き)詰まらなくはなかったんだけど、試合後はちょっと疲れちゃったなぁ、という感じ。さてS-CUP 2010についてだが、僕としてはサワー、ボーウィー、梅野、鈴木の四人を入れて欲しいなぁ。宍戸は会長の判断に任せます。あと、本人がやる気なら日菜太も。おお、何気に豪華じゃん(笑)。
posted at 23:38:19