11/5 PRIDE武士道 横浜アリーナ興行(PPV) 簡易観戦記

Mask_Takakura2006-11-05

予想もなにも疲れてるって!

S-CUPという大一番があった、その直後にもうPRIDE武士道の開催かぁ。最近の格闘技界は本当に時間の流れが早すぎるよ。まだこっちはケツが痛いっていうのに。う〜ん、こうなったら明日の龍頭亭へのお土産は精のつくものにしよう。っていうか、いいもの食わんと…途中で果ててしまいそうだしなぁ。

それにしても、PRIDE武士道は試合数が多すぎる。予想するのも一苦労なのに、観戦記を書くのは更に苦労するっつーか。

うなぎで乗り切るPRIDE武士道

本日は龍頭亭にてPRIDE武士道のPPV観戦。観戦参加者は…家主・龍頭さん(http://blog.livedoor.jp/nhbnews/)、フリジッドスターさん(id:frigidstar)、そして僕の計3名。いつもより少ないメンバーなのだが、第八試合からじはセイントマンブラックKさん(id:the_saintK)が加わった。Kさん、お仕事ご苦労様です。

本日の「おみや」だが、今回は人数が少ないという事もあり大奮発。神田「きくかわ」(http://www.gnavi.co.jp/kikukawa/)のうなぎ弁当だ。三人分も買えばPRIDEのチケット代よりも高いこのお弁当、創業六十年の味がアンタ、マズいワケがない!正直、今日は朝から胃がムカムカしていて、とてもうなぎを食べるようなテンションではなかったのだが…、脂がほどほどにのり、肉厚で、タレがやや淡白なうなぎを一口食べるとアラ不思議!これがスルスルと食えてしまうのだからオドロキだ!いや〜っ、これは旨かった!正直、今日の僕はこのうなぎのお陰で、六時間半の超長丁場興行をなんとか観戦できたといっても過言ではないよホント。


さて、PRIDE武士道の話。本日より煽り映像スタッフとして佐藤大輔氏、ナレーションとして立木文彦氏が復活。TVコンテンツとしてのPRIDEはもう完全復活といっても過言でないだろうね。実際、久々に見るその映像のクオリティは、前回まで頑張っていたスタッフには悪いが「雲泥の差」というか。佐藤氏はとにかく選曲のセンスに長けているんだよねぇ。しかもフジ時代の映像なんて使えないのにあのクオリティ。氏の創作活動に対する情熱には頭が下がる思いですわい。

一部にはテレ朝での男祭り中継も噂されているPRIDE、あとは相変わらず真っ白なリングにスポンサーが復活するだけだ。それにしてもまあ、よくもまあここまで持ち直したもんだ。

第一試合 先輩!コイツら、メッチャバテバテッスよ!

PRIDEウェルター級GP リザーブマッチ 1R10分 + 2R5分
ゲガール・ムサシ(186cm/82.7kg/オランダ/レッドデビル インターナショナル/ジュロージン)
ヘクター・ロンバード(175cm/82.9kg/オーストラリア/吉田道場)
[判定 3−0]

戦前の予想

さっそく予想が難しいカードだなぁ。ロンバードの突進力は侮れないが…ガス欠があるからなぁ。逆のムサシの若さやポジション維持力は信用できる。試合はズルズルと判定まではいきそうな気が…と、頭の中に散りまくっている情報を集めた結果、ムサシが判定勝利って事でどうかな。

試合の感想

突進してくるロンバートのバックを奪い続けるも、決め手に欠けるムサシ。結局、両者ともにガス欠を起こしてグダグダのまま試合終了。

ムサシは若いんだから、もっとスタミナをつけないとダメだね。二人とも疲れてからは、ロンバートのショートフックで倒れるんじゃないかとヒヤヒヤしたよ。

予想の結果

本日の一発目は大当たり。幸先がいいのはいい事だが、ムサシまでもがスタミナに悩まされる展開になるとは…。

第二試合 先輩!コイツ、メッチャ強いッスよ!

PRIDEウェルター級GP 準決勝戦 1R10分 + 2R5分
パウロ・フィリオ(172cm/82.9kg/ブラジル/ブラジリアン トップチーム)
三崎和雄(178cm/82.9kg/日本/GRABAKA)
[1R 9分43秒 腕十字固め]

戦前の予想

フィリオが判定勝利。理由はフィリオだから。どうせ上になってガチガチなんでしょ?そうなんでしょ?まあ、三崎がフォリオに勝てばたいしたモンだが。

試合の感想

そうかそうか。フィリオは「腕十字を仕掛けられる体勢にさえ入れば、仕留める確立は100%」という、ヒントでピントにおける浅井慎平みたいな選手だったのか。僕は「フィリオに上になられても、三崎ならしのげるだろう」という予想をしていたんだけど、事前に分かっていれば予想を絶対に「1R、腕十字でフィリオが勝利」に替えていたんだけどね。

それにしても最後の腕十字は見事。あんな難しい体勢からよく極めれるよなぁ。

予想の結果

勝者は当たり。展開は「上になって」の部分は当たって「ガチガチ」の部分はハズレ。フィニッシュはハズレ。勉強させていただきました。

第三試合 先輩!コイツ、メッチャ頑張ったッスよ!

PRIDEウェルター級GP 準決勝戦 1R10分 + 2R5分
デニス・カーン(180cm/82.7kg/韓国/アメリカン トップチーム)
郷野聡寛(176cm/82.9kg/日本/GRABAKA/全日本キックヘビー級 王者)
[判定 3−0]

戦前の予想

カーンが1R、スタンドパンチでKO勝利。お互いに打撃を得意とする者同士だが、カーンの技術はずば抜けているように思えるので。まあ確かに郷野も全日本キック王者だが、桜木に負ける程に未完成だからねぇ。まあ、これも郷野が勝てば Bounce with me なワケだが(意味不明)。

試合の感想

「DJ.GOZMA with GRABAKA Dancing Clab featuring DJ.OZMA」って感じの郷野のド派手なオープニングダンス、イヤイヤお見事でした。ハッキリ言って今回は須藤元気を超えたなぁ。須藤のソレは観客が「見るだけ」のモノになっているのに対し、郷野のダンスは観客も「参加できる」と思わせるくらいにキャッチーなのが大きいよねぇ。

試合は殆どがスタンドでの打撃戦だったが、僕はもっと郷野がアッサリとカーンのストレートに捕まってしまうと思ってた。実際にカーンのパンチは総合格闘技界では断トツのトップスピードを誇っていたが、それらを巧く捌いていく郷野には正直しびれた。合間に放っていたインローも効いていただろう。スリップダウンが多かったので結果的には判定で敗れたが、僕の中での郷野の評価は結構上がったなぁ。

それにしても、ケインのパンチは本当に早い。とても昔、渋谷修身に負けた選手とは思えん。

予想の結果

勝者は当たり。展開とフィニッシュはハズレ。それにしても郷野が、ケインを相手に自分流の闘いを貫き通すとは思わなかった。

第四試合 先輩!コイツ、老けてるッスよ!

ウェルター級 1R10分 + 2R5分
ムリーロ・ブスタマンチ(185cm/82.7kg/ブラジル/ブラジリアン トップチーム)
ユン・ドンシク(183cm/82.9kg/韓国/高田道場)
[判定 3−0]

戦前の予想

ブスタマンチが判定勝利。成長著しいユンではあるけど、ブス先生が老獪さを発揮するんじゃないかなぁ…というよりは、そういう試合内容を希望しているんだけどね。

試合の感想

最初の腕十字が極まらないとは…。まあ随所にブス先生の巧さは出ていたとは思うけど、決め手になるものが何一つないのはショックだった。さすがにユン相手にこれでは、もう第一線での活躍はムリだなぁ…。

対するユン、今日はあんまりいいところがなかったねぇ。正直、MARSには彼よりも良い韓国人がいるんだがなぁ…。とりあえず高田道場を抜けて、他の場所で練習した方が伸びるんじゃない?

予想の結果

とりあえず大当たりなんだけど、極めの体勢に持ち込みながらも極められない展開になるとは思っていなかった。

第五試合 先輩!コイツ、思ったより何もできねぇッスよ!

ライト級 1R10分 + 2R5分
ルイス・ブスカペ(172cm/72.9kg/ブラジル/ブラジリアン トップチーム)
帯谷信弘(170cm/72.9kg/日本/木口道場チームラスカル/DEEPライト級 王者)
[判定 3−0]

戦前の予想

ブスカペがどんな選手か忘れかけているなぁ、確か寝技の選手だっけ?と思って調べた。ああそうだ、ねずみ花火だ、小さなノゲイラだ。う〜ん、何となくグラウンド打撃の帯谷との相性は悪そうだな。ここは帯谷の判定勝利にしておこう。

試合の感想

ありゃりゃりゃりゃ。グラウンドでもスタンドでも帯谷が蹂躙されるとは思わなかった。ましてや、ガブっての膝蹴りで帯谷が出血するなんて、ちっとも考えていなかった。これじゃ勝てんわい。

ところでブスカペって、こんなに打撃を放てる選手だったっけ?練習したのかね?

予想の結果

大ハズレ。そもそもグラウンドでのポジションの奪い合いで、ここまでの一方的展開を想像していなかったなぁ。

第六試合 先輩!コイツ、スキだらけッスよ!

ライト級 1R10分 + 2R5分
○ジョー・ピアソン(178cm/65.0kg/アメリカ/ミレティッチ マーシャルアーツ/修斗ライト級 米大陸五位)
前田吉朗(170cm/65.4kg/日本/パンクラス稲垣組/PANCRASEフェザー級 王者)
[1R 54秒 フロントスリーパー]

戦前の予想

理屈抜き!PANCRASE所属選手は問答無用で頑張らなくてはならないのだ!前田が1RにスタンドパンチKO勝利って事だ!そういう事だ!

試合の感想

理屈抜き!あっさりと首を捕られた前田がフロントスリーパーで敗北!そういう事だ!

予想の結果

理屈抜き!何もかもが大ハズレ!そういう事だ!


………。


前田あああぁぁぁ〜っ!(号泣)

第七試合 先輩!コイツ、寸止めッスよ!

ウェルター級 1R10分 + 2R5分
菊田早苗(176cm/84.9kg/日本/GRABAKA)
ジョン・フランソワ・レノグ(183cm/83.7kg/フランス/フリー)
[判定 3−0]

戦前の予想

菊田が判定勝利。理由は菊田だから。どうせ上になってガチガチなんでしょ?そうなんでしょ?まあ、菊田が一本奪えれば、まだマシだが。近藤戦マダー?

試合の感想

1R、腕十字や膝十字を極めきれない菊田を見た龍頭君曰く「菊田の柔術は『寸止め柔術』なんですかね?」だってさ。上手いね。2Rはスタミナ切れした菊田をバテバテのレノグの打撃が襲う。あわやKOかというくらいの危なっかしさ。グラウンドに逃れられなかったら本当にヤバかっただろう。

ハッキリ言って菊田はレノグを「近藤は苦戦したが、俺なら簡単に勝てる相手」と舐めていたんだろう。しかし結果的には自身の衰えを観客の前に披露する結果になってしまった。PANCRASEでの晩年は「極めきれない菊田」といわれた男は、今日も試合終了のゴングと共に正座しながら反省するのだった。

ちょっとフォローすると、まあ選手とジム経営の両立は難しいんだろうね。

予想の結果

勝者は当たり、展開はレノグの打撃に大苦戦する場面があったのでハズレ、フィニッシュは当たり。大マジな話、菊田は実戦を離れて長いんだから、大舞台に立つなら一回は金魚相手でもいいから、どこかで調整試合をした方がいいと思うぞ。

第八試合 先輩!コイツら、棒立ちッスよ!

無差別級 1R10分 + 2R5分
美濃輪育久(175cm/88.0kg/日本/フリー)
マイク・バートン(194cm/122.0kg/アメリカ/元全日本世界タッグ & 元WWF世界タッグ& 元NWA世界タッグ 王者)
[判定 3−0]

戦前の予想

美濃輪がヒールホールドで勝利。理由は美濃輪だから。どうせ秒殺でS.R.F.8回なんでしょ?そうなんでしょ?でも、バートンのゴールデンレフトが炸裂すれば美濃輪といえどひとたまりもないだろう。っていうか、バートンって意外にプロレスラーとしての肩書きは凄いな。

試合の感想

イヤイヤ、まさか本当にバートンのゴールデンレフトが脅威になるとは思わなかった。思っていた以上に総合格闘技の試合も出来ていたし、あとは露骨に調整不足の体さえどうにかしていれば美濃輪に勝っていたんじゃないかな。

それにしても、これぞまさに「リアルプロレス」というか。棒立ちになる程バテバテのバートンが、同じく疲労困憊の美濃輪の頭を掴んでゴールデンレフトをブン回すシーンなんて、プロレスの光景そのものだったしね。それにしても、バートンって全日本プロレス時代はもっといい体をしていたと思ったんだけどなぁ。あの体はなんとかならんのか?

対する美濃輪、2Rに要所で打撃をヒットさせて判定勝利をおさめるも、いつものS.R.F.8回にも元気がない。だが、こうして美濃輪が苦戦する事で、展開はプロレスらしくなってしまった。格闘技は残酷な世界だな。

予想の結果

勝者は当たり、展開はハズレ、フィニッシュもハズレ。ところで年末の美濃輪の相手は誰なんだろ?仮にテレ朝が中継するとしたら、新日本プロレスとの結びつきは免れられないだろう。となると…、ジャイアント・バーナードあたりでどうでしょうかね?ダメですか、そうですか。

第九試合 先輩!コイツ、これしかできないッスよ!

ライト級 1R10分 + 2R5分
石田光洋(168cm/72.7kg/日本/T-BLOOD/修斗ウェルター級 環太平洋王者)
●ダービト・ビエルクヘイデン(179cm/72.9kg/スウェーデン/ブラジリアン トップチーム/修斗ライトヘビー級 欧州王者)
[判定 3−0]

戦前の予想

石田が判定勝利。理由は石田だから。今日もダイナモパワーが炸裂!って事で。

試合の感想

「理由は石田だから」という予想通り、石田らしくグラウンドで上になり、石田らしくパウンドを落とし、石田らしくそのまま試合終了。そろそろ石田の強さの底が見えてきたかな?と思う今日この頃。ま、強いと思うし、僕は好きだけどね。

予想の結果

本日三度目の大当たり。石田の試合は当分、この予想でいく事にしよう。

第十試合 先輩!コイツ、メッチャ性格悪いッスよ!

ライト級 1R10分 + 2R5分
青木真也(180cm/72.5kg/日本/パラエストラ東京/修斗ミドル級 世界王者)
クレイ・フレンチ(167cm/72.0kg/アメリカ/ラインハルトMMA)
[1R 3分57秒 三角絞め]

戦前の予想

1R、青木があっさりと腕十字で勝利。それにしてもギルバート・メレンデス戦が流れたのは本当に残念だなぁ。ま、相手はどんな選手かわからないけど、青木なら極めちゃうでしょ。

試合の感想

あっという間に引き込んでの三角絞め。一度目は失敗したものの、二度目はガッチリと極めて反転して上から絞めて極めちゃった。「跳関十段」の異名に偽りなし。

しかし、この男の本性が現われたのは勝利した直後。倒れているフレンチの顔を見て、思いっきりアカンベー。イヤイヤ、噂には聞いていたが…ホントに性格が悪いなぁ。選手としては好きだが人としてはちょっと嫌いになった。年末にメレンデスにボコボコにされちまえ。

ところで、フレンチの身長167cmってウソだろ。どう見ても160cm代前半の身長のように見えるが。

予想の結果

勝者は当たり、展開は「あっさり」と書いているので当たり、フィニッシュはハズレ。う〜ん、ちゃんと予想すればフィニッシュも当てる事ができた気がするなぁ。

第十一試合 先輩!コイツ、研究してきたッスよ!

PRIDEライト級 タイトルマッチ 1R10分 + 2R5分
五味隆典(173cm/72.9kg/日本/久我山ラスカルジム/PRIDEライト級 王者)
マーカス・アウレリオ(178cm/72.9kg/ブラジル/アメリカン トップチーム)
[判定 2−1]

戦前の予想

アウレリオが腕十字で勝利。前回の試合を見るにつけ、五味の敗北は決してモチベーションの問題だけではないと思ったので。あのタックルを捌く事は五味にはムリなんじゃないかなぁ…と。五味にはこの予想を覆すファイトを期待したい。

試合の感想

殆どがスタンドでの打撃戦。お互いのパンチがヒットする中でアウレリオはタックルに行くも、五味に切られ続ける。2Rについにタックルでテイクダウンを奪ったアウレリオだが、五味に立たれる。逆にストレートでスリップダウンを奪い続ける五味、不用意にグラウンドには行かずに猪木アリ状態からローキックを連打…ってな展開。

う〜ん正直、ダメージはまったく差がなかったと思うけど、全体的な印象で五味が勝利したかな、という印象。いい試合とは言えないけれど緊張感はあったなぁ。五味は一度は負けた相手なだけに、よく研究していたね。

予想の結果

大ハズレ。アウレリオのタックルが決まらなかった時点で、この予想は大ハズレ確定というか。

第十二試合 先輩!コイツ、番狂わせッスよ!

PRIDEウェルター級GP 決勝 1R10分 + 2R5分
三崎和雄(178cm/82.9kg/日本/GRABAKA)
デニス・カーン(180cm/82.7kg/韓国/アメリカン トップチーム)
[判定 2−1]
※三崎がPRIDEウェルター級GPを優勝

戦前の予想

とりあえず僕の予想ではフォリオ vs カーンか。とりあえずフィリオが判定勝利だな。理由はやっぱりフィリオだから。どうせ上になってガチガチなんでしょ?そうなんでしょ?でも、そんなフィリオにカーンのストレートが炸裂したらカッコいいなぁ。

試合の感想

フィリオが左足負傷で決勝戦を辞退。おかしいなあ、休憩前には「両者ともに万全」というアナウンスがあったのに。んで、代役として出場したのはフィリオに敗北した三崎。おかしいなあ、リザーバーはムサシのハズなのに。

で、準決勝で負傷したのか右肩をテーピングをしているカーン。動きも心なしか精彩に欠ける。それでも1R序盤はスタンドでもグラウンドでもパンチを入れて優勢に試合を進めたが、1R終盤に三崎の右ストレートを喰らってからは一気に動きが落ちる。三崎はパンチや四点ポジションからの膝蹴りを入れ続け、2Rも同じ勢いでカーンを攻め込み、まさかまさかの判定勝利。いや〜っ、この展開はまったく想像していなかった!

だが、この番狂わせによるフィーバーも「フィリオ選手には試合では負けたけど、喧嘩では勝ちました!」という三崎の一言で台無しに。フィリオの左足を破壊したという事を主張したいんだろうけど、そういう事はフィリオの腕十字で腕をバキッと折られてから言ってくれ。なんていうか、一言でここまで興醒めさせられるとはなぁ…。どっとしらけ。

予想の結果

本来の予想カードは当たっているんだけど結果的には替わっちゃった。んで、新しいカードではカーンが1R、スタンドパンチで勝利と予想。結果は大ハズレ。っていうかこのカードでこの展開を当てた奴は凄いと思うよ。マジで。

雑感、疲れを上塗りされたって!

都合六時間半という、先日のS-CUPを上回る興行時間。それでも、さすがに終盤はバテたものの、全体的にはなかなかの面白さだったと思うなぁ。それもこれも、すべてはうなぎのお陰というか。

僕が「良かった」と思う選手は…フィリオ、郷野、カーン、バートン(笑)、青木(最後のアカンベーは嫌だが)、五味、アウレリオ。試合数から考えると、まずまずな人数だね。

私的にMVPを挙げるなら…やっぱりバートン。ゴールデンレフトの威力をまざまざと見せつけられた、というか。昔のKOTCのスーパーヘビー級選手みたいだった。PRIDEの洗礼を受けたバートン、次はハッスルに参戦かな?あとは今回流れた青木 vs メレンデスの早期実現を求む。


以上、長文失礼。