ついに開催、S-CUP!

Mask_Takakura2006-11-03

シュートボクシング、二年に一度の大一番!

本日は両国国技館にて、SBの大一番S-CUPを観戦。


最近は二年に一度の開催が通例になっているS-CUP、今回は「SB vs K-1 MAX」という図式を意識し試合編成となったが…、対戦カードが落ち着くまでには七転八倒があった。出場選手の発表は異様に遅れまくり、やっと発表したと思ったら、今度は開催直前に欠場の発表が相次いだ。特にK-1 MAX側の代表格だったイアン・シャファーの欠場は痛恨そのもの。最終的に発表されたカードの中には「K-1 MAXの第一線で活躍する選手」とは言い難い選手もチラホラ。う〜ん、かなり厳しいだなぁ。

そんなこんなで、結局のところ「SB vs K-1 MAX」の構図は薄れてしまったが…それが逆にSBの中での対立概念を浮き彫りにした。もし一回戦をSB勢が全員勝利したとしたなら、準決勝の対戦カードは「宍戸大樹 vs 緒形健一」、そして「アンディ・サワー vs ダニエル・ドーソン」となる。これらのカードの実現のためには、彼らは一回戦でK-1 MAX勢を倒さなくてはならないが、もし全員が勝利すれば「SB・新旧エースの世代闘争」が勃発。どうやらこれが今年のS-CUPの「真のテーマ」になるようだ。

果たしてS-CUPを制覇するのは「S-CUP 2 Times Chanpion」サワーか?「帰ってきた実力者」ドーソンか?「SB魂の継承者」緒形か?「SBの日本人の新エース」宍戸か?それともK-1 MAX勢がS-CUPを制圧するのか?二年に一度の祭典を満喫しよう。


チケットは…本日は珍しく、マス席をネットオークションで購入。2500円でかなり安かった。パンフレットは特別仕様で1500円。紙質も作りも良く内容もなかなか良かった。観客の入りは、升席のある一階席〜二階席は約七割、三階席は約三割。満員とはいいがたいが、事前のドタバタ劇を考えればよく頑張っているほうだと思うな。