「R&Bの怪人」スクリーミン・ジェイ・ホーキンス

…って人をご存知であろうか?
僕はあんまり知らない。


あんまり知らない…んだけど、僕が高校生の頃、ラジオから聞こえてきたその歌声は強烈に耳に残ったし、これからYouTubeで僕が紹介する動画を見る人も強烈に印象に残るはずだ。

この人がどういう人なのか…っていうのは、googleあたりで『スクリーミン ジェイ ホーキンス 便秘』とでも検索すれば腐るほどに色々なページにブチ当たると思うので「各自調査」。

で、この人の事を検索した時に最初にブチ当たるのは、1956年の大ヒット曲「I put a spell on you」の存在であろう。別れた女性に「帰ってきて!」という願いを込めたこの歌、最初は非常にソフトなタッチで歌い上げたそうな。ところがプロデューサーは「もっとワイルドな曲にしたい!」と考え、ホーキンスを始めレコーディングスタッフに酒を大量に飲ませベロンベロンの状態で再録を敢行。


で、その結果がこんな感じ。


この泥酔バージョンを世に出したところ、これが見事にミリオンセラー。以来、観客はホーキンスにこの歌唱法しか求めなくなった…と、そのラジオでは放送していたっけ。世の中、何が得になるかわからんもんだ。ちなみにこの人、亡くなるまでこのスタイルを通したらしい。プロだねぇ。


では、お耳直しにもう一曲。


失礼、もっとヒドかった。
ちなみにこの歌が何でこんなに「変」なのかは…、この歌のタイトルを和訳すればわかる、というか。名曲なんだけどね。


しかしまあ、恐ろしくイイ声だよなぁ…。