高倉仮面のダメ話、十一月の事情
なんか中途半端なトコロで止まっていたんですが、とりあえずこのシリーズを再開します。まあ、適当に読み流して下さいな。とりあえず、これまでの高倉仮面の動向は以下の通り。
八月全般：高倉仮面、完全に夏バテ
十月全般：高倉仮面、観戦メモをなくす(しかも二度目)
う〜ん…。改めて並べてみると、実にバカバカしいし、どうでもいいなコレ(苦笑)。
あ、そうそう。九月のベストバウトの中に、SMACK GIRLにおける「辻結花 vs アンナ・ミッシェル・タバレス」を入れるのを忘れていたなぁ。今、地盤沈下してしまった「ジョシカク」というジャンルの中で、あれだけの緊張感は辻の試合でしか体験できないだろうなぁ。それにしても事実上のフィニッシュとなった「ジャンピング・右ストレート」は凄かった。リアル・バーンナックル((C)餓狼伝説)っていうかねぇ。
十一月全般：高倉仮面、ＯＦＦ活動に目覚める
いい加減、エースコンバットシリーズにも飽きてきた十一月頃、ボクはようやく「この三ヶ月に失ったモノの大きさ」に気付くわけです。「あまりにも何も考えずに、日々を過ごしてきてしまった」と。気がつけば観戦記も大量に溜まってニッチもサッチもいかない状態。まあ「仕事じゃないんだから、あんまり気にしちゃイカン」とは思うのですが…この五年間、観戦記を書くことで友達を増やしてきたボクとしては、やっぱり「これじゃイカンよなぁ」と考えてしまうワケです。
そんな中、十月末に全日本キックのチケットの購入の件でzenさん(http://zenzen.jugem.jp/)と会った時、格闘技以外の話で盛り上がった事を思い出し、それを切欠に「今まで会った人々と、もっとＯＦＦで知り合おう」と考えるようになりました。以前は龍頭亭(http://blog.livedoor.jp/nhbnews/)でのPRIDE鑑賞会が存在し、約一ヶ月に一回のペースで色々な人々と会っていたのですが…そのPRIDEが消滅した今、「そういう機会は自分で作っていかなきゃいけないのかなぁ」と。龍頭さんの世話にばかりにはなれないなぁ、と。
そうと決まれば「善は急げ」。早速、第一弾としてzenさん、PON君(id:pon-taro)、そしてpsyzohさん(id:psyzoh)を集め、キックボクシングＤＶＤの鑑賞会を行いました。最近は第一線から離れている山本元気とか、引退した「野良犬」小林聡とか、この会の二日後に生観戦することになった桜井洋平とか、伝説の興行となった8/25の全日本キックから前田尚紀vs梶原龍児、藤原あらしvs寺戸伸近なんかを上映。どの映像も好評だったのですが、一番ウケたのは小林聡＆宇野薫vs藤原敏男＆國奥麒樹真のエキシビジョンでした。さすがはPANCRASEマニアが揃っただけはある、というか(苦笑)。皆さん、あの時はありがとうございます。
また、PANCRASEの帰りにセイントマンブラックＫさん(id:the_saintK)とサシで飲んだのも印象に残っているなぁ。ボクはあんまり自分より年上の人と飲んだことがないのですが、やはりちょっとした発言に年輪の差を感じた、というかねぇ。クロさんは普段は気軽に接してくれるけど、なんだかんだで「人生の先輩」なんだなぁ、なんて思っていました。クロさん、また飲みましょう！
さてさて。十一月の生観戦で印象に残っているのは…。総合格闘技は、まあ修斗の代々木大会については前に書いたから避けるとして…PANCRASEでの竹内出の戴冠劇だなぁ。苦節五年。ベルトに近い距離にいながら、なかなか頂点に立つことが出来なかった竹内。本人がホッとした表情を浮かべていたのが印象的でした。
で、キックボクシングの方は…ＳＢでは最近、殆ど試合がなかった金井健治が秒殺勝利を修めたり、全日本キックでは強豪と言われたクリストフ・プルボーを白虎が完全ＫＯするという波乱が起きたりしたけど…一番インパクトを残したのは、やっぱりNJKFで観たアタチャイ・フェアテックスだなぁ。60kgでは「怪物」と呼ばれた桜井洋平を相手に、何もさせず完全ＫＯするんだから驚いたよ。あの強烈で正確無比な左ミドルが、頭に残って離れない…。
